ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。
劇団プレイバッカーズでは、戦争が続くウクライナから日本に避難してきた方、日本に住むウクライナの方を公演にご招待し、プレイバックシアターを通してストーリーを語り、互いにつながる機会を提供していきたいと考えています。この活動を継続していくために、皆さまのご支援をいただけたら幸いです。
寄附金は、今後1年間、ウクライナから来日されている方をご招待する経費として、また、負傷者の治療やリハビリテーションをしている下記機関への寄附金として活用いたします。
KRAN Charitable Foundation
このプロジェクトは、ウクライナから来日したプレイバックシアター仲間、オレーシアさんの想いにより始まりました。
~オレーシアさんからのメッセージ~
私はウクライナで2014年から戦争を経験してきましたが、2022年になり、事態はよりひどい状況になりました。シェルターで2か月間を過ごし、その間に様々なストーリーが生まれました。その体験をプレイバック仲間と共有できたとき、プレイバックシアターの芸術性がもたらす癒しと、ストーリーを通して創られる他者とのつながりを身をもって感じました。
来日してから、公演を開催できないかと劇団プレイバッカーズに連絡をとりました。日本へ避難してきたウクライナ人と、その人たちをこの地で支えている人々のためです。私は、プレイバックシアターの場を共有することが、私たちに魂の平和と、互いへの深い理解をもたらすと信じています。
Olesia Kyrylchuk
自分の過去を演じてもらい、観るということが今までなかったことなので、とても新鮮でおもしろかった。その当時の記憶は、曖昧だったが、劇を観て、当時はこんなことをしていたんだと懐かしく、少し悲しくなった。
演じている人が、感情を素晴らしく、うまく表現してくれるので、 そのときの状況や感情がものすごく伝わりやすくて、見ていて心地良かった。 最後にテラーが話してくれた話を演者が覚えていて、それを表現していたのはものすごく驚いた。
今までの自分の人生を振り返ることや感動、感情、感謝が蘇ってきた。大変楽しく、うれしかったし、自分もやってみたい気持ちになった。
そのとき、そのときの感情の部分を切り取り、即興で演じるということが、どういうことなのかが、わからないまま、公演を観た。極端に会話が少ない演劇の中に、その時々の感情表現を繰り返し演じるという場面があったり、人の心の動きを直接、見ているような感覚になった。