<教育パフォーマンス> ケーススタディ
「いじめ」防止授業
2010.6.29
日時 : 2010年6月29日(火) 13:30~14:30
会場 : 藤沢市立善行小学校
対象 : 5年生2組 児童
●全体の流れ5年生1組
1. 導入 いじめに関しての気持ちをインタビューし、体と声で表現する (手法 動く彫刻)
けんかをみたけど、「俺には関係ない」と思った。
いじわるをされたとき、「なんでそんなことをするの?」と思った。
「やめなよ」と言ったら仕返しされそうで、こわい。
2. 即興による再現ドラマ (手法ストーリー)
・「悪意の手紙」
朝、学校へ行くと机の中に手紙が入っていた。そこには、「死ね」、「消えろ」と書いてあった。差出人の名前が書いてあったが、本当は誰からなのかわからなかった。今でも、誰が書いたのかわからず、解決していない。
※これから、どうなってほしいかをインタビューし、からだと声で表現。
(手法:未来へのトランスフォーメーション)
→書いた人が名乗り出てくれて、「もう二度としない。ごめんね」と謝ってくれる。
・「だんだん本気になって」
些細なことで、友だちとけんかになった。最初はドッジボールの投げ合いでやりあったが、最後は胸倉をつかむ大ゲンカになった。周りの友だちも「やめなよ」と止めに入ってくれた。相手が謝ってくれたので、自分も謝った。
・「見て見ぬふり」
公園で、男の子がひとりの男の子を「デブ」といじめていた。公園にいた大人は、何も言わず、横を通り過ぎてしまった。泣かされた子を見て、かわいそうに思ったが、知らない子だったので、私もそのまま帰ってしまった。
※これから、同じことが起きたとき、どのようにしたいかをインタビューし、からだと声で表現。
(手法:未来へのトランスフォーメーション)
→「やめなよ」と止めに入る。
・「なぜ私なの?」
いつも私が、仲間はずれにされた。友だちと遊んでいても、周囲の人が、その友だちを連れていってしまい、ひとりだった。中には、「大丈夫?」と声をかけてくれる人もいたが、仲間はずれは、続いた。
※これから、同じことが起きたとき、どのようにしたいかをインタビューし、からだと声で表現。
(手法:ロールトレーニング、新しい行動へ)
→新しい行動をとりたいと思う子どもたちが、舞台にあがり、一緒に「遊ぼう」と言う。
アンケート記入・回収
<児童>より
◎演じる人は、話をした人の気持ちがよくわかっていると思った。
◎これまでは、友達の気持ちがわからなかったけれど、これを見て、励ましてあげようと思った。
◎もし、自分がいじめられて、誰も助けてくれないとしたら悲しくなる。
◎今まで、イジメについて真剣に考えていなかった。友達に起きたことが、わかる良い機会だった。
◎すごい自分の気持ちが楽になった。
◎イジメをしたらどうなるかわかった。
◎誰かが、いじめられていたら、注意するようになれると思う。
◎仲間に入れない子がいたら、「遊ぼう」と言ってあげられるようになりたい。
◎他のいろいろな学校でも、このことを伝えてほしい。
◎イジメを「止めよう」と言う勇気が湧き、役に立った。
◎人が何を言われたら傷つくのか、自分が何を言われたら傷つくのか、この公演でいっぱい学んだ。
◎自分が、嫌なことは人にはやらない、ということを意識するようにしていきたい。
◎どんなに近くにいる友だちでも、自分の言葉で傷ついたり、親友の言葉で自分が傷ついたりすることを学んだ。いろいろなことを学んだ。そして後悔したこともあった。
◎最後にみんなで出てきて、「いっしょに遊ぼう。ごめんね」と言ったことが印象に残っている。
※ストーリー掲載にあたり、私たちは、ストーリーを語ってくださった方(テラー)のプライバシー保護のために、以下のことを遵守しています。
・事前にテラーの了解を得ています。
・テラーが特定できないように、表現に配慮しています。