●<ソーシャルチェンジワークショップ> ケーススタディ

日 時 :2009年7月4日(土)9:00〜15:00
会 場 :タイ YMCA パヤオセンター
人 数 :YMCA在住の中学生・高校生 34人
協 賛 :横浜YMCA夢すくすく特別賞 助成事業
      株式会社HRインスティテュート
      Asia Proactive Partners
      株式会社ヒューマンウェア
      ありがとうインターナショナル
2009.7.4

●全体の流れ
 
1. ワークショップ
チェックイン
名前紹介ゲーム
体を動かし、声をだすウォームアップゲーム 「人と人」
役者になるためのウォームアップゲーム 「馬、象、水牛」
e
情報交換ゲーム
  参加者が、テーマに応じて自ら動き、参加者同士、お互いの情報交換を行う。
・何人家族か、兄弟の数、何人目に生まれたか、男女それぞれ生まれ変わるとしたらどちらが良いか など。
   
2.
劇団員によるパフォーマンス
a
即興による再現ドラマ (手法 ストーリー)
  「学校へ行けない」
小さいころ、村で友達と遊ぶことが楽しかった。学校に行く年齢になり、一緒に遊んでいた友達は、学校に行った。私は行けなかった。友達について行くことはあったが、自分だけ勉強する場に入れてもらえず、校内でポツンと待っていた。親が貧しくて、学校に行くお金がないから勉強できないのだと思って悲しかった。
  「父との別れ」
9歳の頃、父と2人暮らしだった。父は酒浸りの日々で友人を招いては飲んでいた。私は、学校にも行かず、家にいた。ある時、YMCAのスタッフが父親のところに来て、私の将来を相談した。そして、私はYMCAで暮らしながら、学校へ行くことになった。父との別れが本当につらかった。淋しかった。
  「新たな経験、新たな仲間」
学校に行かず、父親の手伝いや家事をして暮らしていた。学校の先生から、「YMCAの支援を得れば、学校へ行って勉強ができる」と言われた。家族と別れるのは淋しかったが、YMCAに来てから、いろいろなことを体験している。家には田んぼがなかったので、農作業も知らなかったが、ここでは田んぼの作業ができる。お料理も教えてもらえる。友達と一緒に何かをやるのが楽しい。何か問題があってもスタッフや友達で相談し、解決できる。まるで家族のような温かい関係があるので、今はここに居ることがうれしい。
   
3. ペアでシェア「思いだしたこと」
   
4. 全体でコメント
   
5. 歌「子どもは星のような存在」
   
6. ゲーム「ビリビリボ」
   
7. 劇団員によるパフォーマンス
a
再び即興による再現ドラマ (手法 ストーリー)
  「日本の浴場」
YMCAのイベントで日本を訪問した。日本の文化については、事前学習があり、お風呂についてのことを聞いていた。実際に公共施設の大浴場を見てびっくり。日本人が堂々と全裸で入浴しているのを見て驚愕。恥ずかしくて、あわてて出てきた。
   
b
気持ちをインタビューし、それを体と声で表現する (手法 動く彫刻)
  即興での表現にチャレンジ (劇団員、スタッフ、参加者の合同チーム)
  ・保育園を訪問したとき、日本の子どもが自分の名前を呼んで慕ってくれてうれしかった。 
  ・他人のストーリーを見て、自分のことも思いだした。悲しい。
  ・ストーリーを見ていて、私に何ができるのかと、無力さを感じた。(聴講の大学生コメント)
  ・YMCAで暮らしていて、人に与えたり、与えられたりのやりとりがあることがうれしい。
  ・みんな似たような体験をしていて、一緒なのだなと思った。
   
8. 全体で感想をコメント
  ・自分自身がよりよく成長できたと思う。
  ・何かを自分から発信することができて良かった。
  ・今日の体験で学んだこと、気持ちや感情を表すことを今後の表現活動に生かせる。
  ・テラーになった時に、自分気持ちがそのまま表現されていて感動した。
  ・感情や気持ちを心からあふれるように演じたいと思った。
  ・子どもに接していても、彼らの本心を理解することは難しい。今日は、初めて会った子どもたちなのにどんな気持ちなのか良くわかった。この手法をほかの場所でもやりたい。(聴講の大学生コメント)
  ・今日参加できてうれしい。
  ・友達を深く知ることができた。ここに来る前、どんなふうに暮らしていたのか知らなかったこともあった。同じような辛い体験していることもわかった。ひとりではなく一緒に暮らしているというのは大きなことだ。
  ・私達が劇をやるときは時間をかけていた。今回は、話を聞いてすぐに演じるやり方を学べてうれしかった。やり方も覚えやすい。表現も上手だった。

※ストーリー掲載にあたり、私たちは、ストーリーを語ってくださった方(テラー)のプライバシー保護のために、以下のことを遵守しています。
・事前にテラーの了解を得ています。
・テラーが特定できないように、表現に配慮しています。


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プレイバッカーズ代表 宗像佳代
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