●<人権パフォーマンス> ケーススタディ

喜多方人権公演
   〜みんなで考えよう人権のこと〜 

日 時:2008年9月23日(祝) 13:30〜15:30
会 場:喜多方プラザ文化センター
対 象:5、6年生を中心とした小学生、一般市民

2008.9.23

 
テーマ: 「みんなで考えよう人権のこと」
 
全体の流れ
 
1. 即興による再現ドラマ (手法 ストーリー)
「勇気」
 

友人をいじめている彼女に何も言えない日々が続いた。何とかしたいが、どうしても言葉が出ない。しかし、このまま卒業するのだけは、どうしても嫌だ。小学校生活を明るい思い出として、終わらせたい。精一杯の勇気を出して「やめなよ」と言った。泣きながら止める私に、彼女も泣き出した。そして、昔いじめられていたこと、いつもひとりで食事をしていて、とても寂しい思いをしていることを語りだした。彼女の意外な一面を知り、みんな、お互いに助け合えたら良いと思った。

「後悔」
 

彼女は、いつも明るく、一緒にいるとその場がなごむ友達だ。私に不幸のメールが来たことをきっかけに、彼女は以前、メールによるいじめにあっていたことを語りだした。普段の様子からは、とても想像がつかなかった。自分の体験を語った後、彼女は少しほっとした表情を見せた。どうしてもっと早く気付いてあげられなかったのだろうか。自分に出来ることはなかったのか。心の中に、後悔と悔しさばかりが残った。

「もどかしさ」
 

友人はいつも、悪口を言われて、からかわれたり、「こっちに来ないで」と押されたりいじめられている。その度に、胸が痛み、何とかしなくてはと思う。「そんなこと、やめなよ」と何度も何度も言おうとした。しかし、なかなか言葉にならない。そんな自分がとても、もどかしく、もやもやしている。

「誤解」
 

彼女が、また彼をいじめていた。今回は思いきって「それは、いじめだよ。先生に言うよ」と伝えた。すると彼女は大声で泣き出し、先生に言いつけに行った。日頃、優等生である彼女の言うことを信じた先生に、私たちが怒られた。いじめを止めただけなのに、なぜ、私たちが怒られなくてはいけないのか。私たちが、いじめをしたと思われている。こんなこと、どうしても納得がいかない。

 
2. まとめ 
  これまで語られたストーリーのエッセンスを演じ、公演内容を振り返る。
 (手法 コラージュ)
 
3. ディスカッション
  公演を見ての感想と自分たちに何が出来るかを話し合う。

・誰かがいじめられている空間にいるだけでもつらい。
・自分も誤解されて怒られたことがあるので、気持ちがよくわかった。
・「やめなよ」というのは、なかなか勇気がいることだが、
 何とか言いたいと思った。
・今後いじめを目撃したら、「やめなよ」と言いたい。
・1人で言う。数人で言う。大人の助けを借りる。

 
●まとめ これまで語られたストーリーのエッセンスを演じ、公演内容を振り返る。
 (手法 コラージュ)
 

◎いじめはやっぱりこの世にあってはいけないものだと思った。多分、いじめられる方にも、いじめられる理由があるかもしれないし、いじめている方にも理由があるのだと思う。ディスカッションをしたとき、話を聞いていたら、「2学期に入ってから突然いじめられている子がいる」とか、「いじめている子にいじめるのやめたら」と言ったら次の日からいじめが解決した、ということを聞いた。やっぱり、いじめをしている人に一言、自分が声をかけてあげたら解決するのではないかな、と感じた。一言かけてあげられる勇気がとても大切なのだな、と思った。


◎本当に、今この場で起こっているように、劇をしてくださったので、とてもわかりやすくておもしろかった。

◎私がリフレッシュできたことは、自分にも子供にも良いことだと思う。もっと子供たちの話を聞いてあげたいと感じた。

◎もし、いじめられている人がいたら、どのように止めれば良いのかがわかった。
◎実際にあった話をもう一度、再現をしたのでわかりやすくおもしろかった。

◎いじめにあった人の気持ちや、いじめている人の気持ちがわかった。
◎自分の体験と重なる(似ている)ところがあった。

◎自分にあてはまることがあった。
◎いじめている人は、いじめられている人の気持ちにならないとつらい気持ちがわからない。

◎いじめを見て見ぬふりしてはいけない。もし、いじめられている人を見たら勇気を出していじめている人に注意してあげないといけないと思った。

◎自分が体験したことに似ている劇もあって、みんな同じ考えだった。

※ストーリー掲載にあたり、私たちは、ストーリーを語ってくださった方(テラー)のプライバシー保護のために、以下のことを遵守しています。
・事前にテラーの了解を得ています。
・テラーが特定できないように、表現に配慮しています。

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