●<子育て支援 パフォーマンス> ケーススタディ

日時: 2007年 10月5日 (金)14:00〜15:30
会場:川崎市立百合丘小学校
対象:全校生徒、保護者、学校職員

2007.10.5

テーマ
「親の思い、子どもの思い」
全体の流れ
1) 導入

昼食の気持ちをインタビューし、それを体と声で表現する。 (手法 動く彫刻)

嫌いな ものが入っていたが、友達がおにぎりをくれたのでうれしかった。

ハンバーガーの味が微妙だった。

夫が朝食を食べなかったので、それが私の昼食になった。朝も昼も同じものになってしまった。  

仕事を休んでここに来たので、わくわくしている。

2) 即興による再現ドラマ (手法 ストーリー)
 

「プレゼント」
なかなか欲しい物を買ってくれないお母さんが、今回は大好きなメモ帳を買ってくれた。テスト勉強を頑張るからと説得したら、お願いを聞いてくれた。特別に買ってくれたお気に入りの手帳を手にして、うれしくてたまらない。

 

「成長した息子」
私の息子は物を買ってあげても、すぐに飽きるか、なくしてしまう。「一通りの遊び方だけではなく、自分で工夫したら」と声を掛けても変わる様子はない。最近の子は、皆こうなのかしらと困り果てていた。しかし高学年になり、物を大切にする姿が少しずつ見られるようになった。変化したわが子の成長がとても誇らしい。

   
3)子供たちに親に対する気持ちをインタビューし、それを体と声で表現する。(手法 動く彫刻)

今、宿題をやろうと思ったのに注意されて、やる気がなくなってしまう。

僕のために注文してくれたおもちゃと、間違って違うものがきた。そんなこともあるのかと思った。

   
4)即興による再現ドラマ (手法 ストーリー)

「 またやってしまった」

 

何度かズボンのポケットにティッシュを入れたまま、洗濯機に入れてしまったことがある。その度に、お母さんに怒られた。もう二度としないと約束したのに、先日、またやってしまった。 案の定、お母さんはカンカンに怒り、洗濯物についてしまったティッシュのくずを一緒に取ることになった。 自分でも情けない気持ちになった。

   
5)まとめ (手法  トランスフォーメーション )
これから、どのような親子関係になりたいかをインタビューし、からだと声で表現する。

「尊敬できる」、「『ありがとう』とお互いに言える」、「多少の無理を言える」、「自分のスペースも大切にできる」、「何でも話せる」など

 
アンケート記入・回収
 
<生徒>の感想

すぐに劇をしていてすごいなと思った。なぜかというと、すぐに聞いて、表現するのは、難しいから。また見たい。

   

すぐに聞いて表現をするので、すごいなと思った。私だったら、きっと1週間はかかって、練習すると思った。男性役が女の人だったり、女性役が男の人だったり、男の人がお母さん役の人もいた。とてもおもしろかった。

   
楽器もきれいな音だった。質問を聞いてから、すぐに考えるのが、すごかった。
   

自分にも経験があって「あっ〜〜ある」と思ったり、友達と「うん!」と頷いたりした。とてもおもしく、楽しかった。

   

洗濯機にティッシュを入れることは、ぼくも一番多いことだ。これからしないようにする。

   

世の中にこんなものがあるなんて、びっくりした。

   
<保護者>の感想

俳優の方々の研ぎ澄まされた感性に感動した。 インタビューを聴くことから始まるが、まずその時点で自分の体を空洞状態にし、頭の中でのイメージ、セリフ、演技、他者との共演・・・。 日々どのようなトレーニングを積んでいるのか?興味深いところ。テーマによっては、もっと、もっとシアターの魅力が味わえそうなので、機会を見つけてまた公演に行きたい。

   

人から聞いた話を即興で会話を作って劇にしてしまうのが、すごいと思った。 人間の役とは別に、物の役(文房具など)の中に気持ちの入ったセリフがあって、おもしろかった。 今度は、子どもは子どもだけ、親は親だけの会場を設けて、意見や思いを演じてもらった方が、話しやすいと思った。特に高学年になってくると、子どもは親や人目を気にして、発言を控えることも出てくるから。

   

聞いたことを目で見ることができ、わかりやすかった。

   

とても楽しみにしていた。親の気持ち、子どもの気持ちがあり、その中でも2つの気持ちがあるのだなと思った。

   
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