●<男女共同参画パフォーマンス> ケーススタディ

「嵐山パフォーマンス」
日時:2007年9月1日(土) 13:00〜15:00
人数:95人
主催:国立女性教育会館(NWEC)

2007.9.1

テーマ:「男女共同参画のための研究と実践の交流推進フォーラム」
〜即興劇で見る仕事と家庭〜 
 
●全体の流れ
導入
気持ちをインタビューし、それを体と声で表現する。(手法 動く彫刻)
主催の手伝いをした。もっと活動が広がれば良いと思う。 
初めてワークショップをした。たくさんの人が参加してくれて達成感がある。
団のリハーサルを覗いた。真摯な稽古の様子に頭が下がった。

定年退職した夫と立場が逆転した。「今日は何時に帰ってくるの ? 」と毎日聞かれうるさいと思うことがある


即興による再現ドラマ (手法 ストーリー)
   
私の原点
 

夫との言い争いが絶えない。昔から、出身地の影響もあり「女は女らしく」、「男は男らしく」と育てられてきたので、夫の言い分も最初はおかしいとは思わなかった。しかし、しだいに争いの原因は、「夫」に対する個人の問題ではなく、社会全体に対する「男性」の問題であると気付いた。この出来事が、私の現在の社会活動の原点だ。

   
大きな変化
 

以前は、夫への不満を言いたくても言えなかった。最近、戸締りを忘れたら文句を言われた。
思わず「あなたがしてくれればいいのよ!」と面と向かって言ってしまった。子どもは、私たちの言い争いが大嫌いなので、すぐに退散してしまったが、私にとっては大きな一歩だった。

   
思い通りにならない
 

我が家は共働きなので、妻と掃除、洗濯、食事を分担している。今日は、飲んで早く休みたいと思っていたのに、そんなときに限って妻が今やらなくてもよい洗濯を始めてしまった。おのずと食器洗いは自分がやらなければならない。ちょっとした口げんかになり、仕舞いにふて寝をしてしまった。翌朝、自分から謝った。


(手法 ペアーズ)
期限がせまる仕事を抱えているときに、子どもが熱をだす:  
 
「仕事に行かなければ」⇔「子どもの面倒をみなければ」
夕食時、夫を留守番にでかけるとき:
 

「すみません。これを食べてください」⇔「大人なんだから自分で用意して」

「これでいいの ? 」
  夫は、単身赴任中で週末に帰ってくる。平日は自分のペースでのんびりと過ごしているが、夫が帰宅する週末になると、気分が重くなる。彼は帰宅してもレンタルビデオを子どもたちと見るばかりで、夫婦の会話はあまりない。 日曜日の終わり、赴任先へ戻っていくと気分はすっきりする。そして、穏やかな平日がやってくる。果たしてこれで良いのか、会話がないことが不満なのか。

まとめ
今日のストーリーのエッセンスを短く演じる (手法 コラージュ)
 
●アンケート記入・回収(一部抜粋)
 
男女共同参画が本当に身近に理解できる活動をみせていただき感動した。今、抱えている課題解決への取り組みのひとつの示唆をいただいた気がする。

今日は、とても楽しかった。子どもの病気と仕事についての「心の葛藤」を表現していただいた。自分の心にもっといろいろな気持ちが、あることにも気付いた。演じていただけることで、自分を客観的にみることができるのだと実感した。

感動と笑いの連続だった。その時々に心が動いた思いをこんなにも上手に表現してくださり、拍手喝采!!

娘が病気でいつも自分がいらいらして接している自分を垣間見た。もっと自分の心をみつめたくなった。

 
※ストーリー掲載にあたり、私たちは、ストーリーを語ってくださった方(テラー)のプライバシー保護のために、以下のことを遵守しています。
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