●<男女共同参画事業パフォーマンス> ケーススタディ

平成18年女性センター講座
「半径3メートルからの脱出」


日時:2007年3月4日(日) 13:30〜15:30
主催:財団法人 新潟県女性財団
人数:30人
2007.3.4

テーマ:女性センター講座「半径3メートルからの脱出」

全体の流れ

導入:
女性であることから発生する不安・不満などについてのコメントを聞き、再現する。(手法:動く彫刻)

自分は「若くあれ、美しくあれ」と言われなかったが、今の時代は大変なのだろうか。
年齢を重ねた女性を見て「老けたなあ」とつい思ってしまうが、違う受けとめ方をしようと思う。
結婚の形態については、日本社会の標準に合わせるのでなく、自分で選べる社会になってほしい。
即興による再現ドラマ(手法 ストーリー)

「女性=母性なのか」
幼い子どもを抱えてフルタイムで仕事をしており、保育園の送り迎えなど実母が協力してくれている。
母は専業主婦で、いわゆる母性の豊かな「良いお母さん」であった。しかし、私にとっては母性が全てではない。「子どもを大事にしていない」とか、「わがまま」と言われることもあるが、母親としての自分が全てではない。自分の生活そのものを優先し、追及したい。

「今までは何だったの?」
母親は、ひとりっ子である私に「実家にいること」を要求してきた。だから、進学するときも、就職するときも、その期待に添い、今も実家から仕事に通っている。その母が最近、態度を急変し、「家を出ても良いので、結婚してもらいたい」と言うようになった。「適齢期」を過ぎたことを世間体が悪いと思い始めたためらしい。両親とずっと生活することを最優先してきた私のこれまでは、何だったのか。

「理想の結婚生活」
結婚して家庭を持つことを考えるとき、「私のいいなあと思う家庭」にこだわりがある。「タバコは吸わず、仕事熱心であっても、家庭生活を優先する夫」。そして、「夫を自由に泳がせながら、手綱を握っている妻」。私の両親が、そうであったように望んでいる。なんとしても失敗はしたくない。ただ、現実となると条件を満たす男性に、胸がときめくわけではなく、失敗せずに理想の家庭を実現できるだろうか。
「ダメモトで」
専業主婦に憧れて結婚したが、ある時、子どもと自分だけで生きていくことを決意した。これといったスキルも専門技術もない私が、ここまで来るのは苦労の連続だった。そして、同じように悩んでいる女性たちにもたくさん出会ってきた。近い将来、女性が幸せに生きていけるような、社会を作るための活動をしていこうと思うが、「周囲の同意や賛意を得られるのか」、「成功するのだろうか」という不安も大きい。しかし、「ダメモトじゃないか」、という心の声を頼りに一歩を踏み出そうと思う。

アンケート

4回連続講座の最後の回がプレイバックシアターで、とても良かった。こればかり、4回でも良かったのではないか。
具体例を振り返ってみることで、気づきがあった。突っ走るだけでなく、少し立ち止まり、ゆとりを持つと、更に自分を見つめられることを学んだ。
知らない方なのに深い話を共有できるこの空間がとても心地良かった。
多くの方の話を聞いて、新潟にも頑張っている女性がいることがわかった。
劇も良かったが、コンダクターの話の引き出し方が良かった。コンダクターが自分の体験談を語ってくれたことに心を打たれた。
30代として悩んでいること、その原因の糸口が見つかり、解決の方向に向かえるような気がする。とても楽しかった。
共感できる内容がたくさんあった。最終回にふさわしい内容だった。
即興劇は初めて見たが、とても感動した。共感できる思いがあった。4回目であるこの回がとても、良かったので満足。
即興でやったことが、語る人に感動を与えていた。演じている方の 集中力、思いやりがすごいと思った。心がなければ演じられないだろう。

※ストーリー掲載にあたり、私たちは、ストーリーを語ってくださった方 ( テラー ) のプライバシー保護のために、以下のことを遵守しています。
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・テラーが特定できないように、表現に配慮しています。


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