●プレイバックシアター ケーススタディ

体育館改修竣工式 こけら落とし
「新しい体育館完成を祝って」


日時: 2007年2月27日(火) 13:15〜15:15
会場: 厚木市東名中学校(神奈川県)
人数: 300人
2007.2.27

テーマ:体育館竣工式 こけら落とし 「新しい体育館完成を祝って」

全体の流れ

導入:
学校生活についてのコメントを聞き、再現する。(手法:動く彫刻)

今日テストが終わった。答案が戻らないといいのに。(生徒より)
百点とられたくないという思いと、みんな頑張ったなという思い。(先生より)
即興による再現ドラマ(手法 ストーリー)

「新しい学年」(1年生の担任の先生のストーリー)
今の一年生の入学式の時のこと。直前まで現3年生に関る業務に追われ、入学式準備はぎりぎりだった。当日、式に遅れそうになった生徒もいて、はらはらしたが、式が始まるとはきはきと明るく返事する生徒達ばかり。気持ちは一気に切り替わり、新1年生との生活が楽しみになった。

「部活から受験へ」(生徒の有志が役者として飛び入りで参加した)
3年間、バスケットの部活を楽しんだ。目前に迫る受験のプレッシャーのなか、中学生活最後の試合にのぞんだが、惜しくも負けてしまった。肩を落としていた私に、先生が「これまで培ったものを下級生に引き継いで、今から受験のことだけを考えるように」と声がけしてくれた。気分は一新され、受験体制に入ることができた。

「孤軍奮闘」
クラスで孫悟空の劇をすることになり、私が脚本を書き、リーダーとなった。新人戦の時期と重なったこともあり積極的に練習する人は少なかった。最終的には、孫悟空の役の人が適役だったこと、練習に参加できなかった人もうまく演じられたこと、などに助けられて、演じることができた。
「人生捨てたくなった」
ちょっとしたことで僕は通りすがりの女の子にぶつかってしまった。一緒に遊んでいた友達が「女の子に抱きついた!」と大げさに囃し立てた。そのうえスピーチの授業でこのことを発表されて、ますます窮地に立たされた。人生捨てたくなるほど落ち込んだ。救われたのは、国語の先生が僕の優しさに注目してくれて、クラスの仲間にきちんと指導してくれたことだった。僕は断じて抱きついたのではない。

アンケート

●保護者より
はじめての体験でとても楽しかった。子どもたちに無理強いせず、上手く誘導してくださった点に感動している。
即興は、その瞬間を本当に凝縮して、映像と言葉で表現できるのだということを感じた。そのために、「聴く」ということが大切だと感じた。そして、見る側の想像力も大切。

●生徒より

最初は、何をしているのか、何を伝えるためにやっているのか、よくわからなかった。でも、終わってみて、自分の中でいろいろと考えたり、感じたりした。普段、相手に口では、言えないことも、こういう形で伝える方法もあるのだと思った。

特に驚いたのは、教室の汚さとか、人の心を体ひとつで表現できるということ。物も体で表現できるのもすごいと思う。
初めは、どんなものか全くわからなかったが、「声にならない言葉を演技で表現」しているのだとわかり、すごいと思った。
何も打合せせず、3人の気持ちがピッタリと揃うということは、よほど皆さんが、お互いを理解しているのだと思った。音楽を担当していた人も役者の3人の動きにぴったりとあわせ、5人で1人なのだと感動した。
ストーリーを見て、当時の思い出、悔しさがよみがえってくるようだった。
チームの息がピッタリ合っていて、何も打合せもせず、「一致団結」していた。自分たちもクラス、学年、学校で団結できるきっかけになると良いと思う。
物語りを語った人の心が劇に表れていて、すごいと思った。
見ている人とも関われるのが良いと思った。
実際に前に出て、劇を体験した。とても緊張したけど、昔のことを思い出して楽しかったし、当時の悲しさもよみがえってきた。

※ストーリー掲載にあたり、私たちは、ストーリーを語ってくださった方 ( テラー ) のプライバシー保護のために、以下のことを遵守しています。
・事前にテラーの了解を得ています。
・テラーが特定できないように、表現に配慮しています。


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