●<子育て支援 パフォーマンス > ケーススタディ

日時: 2006年10月2日 ( 月 )  10:00〜12:00
主催: 座間市 教育委員会
会場: 総合福祉センター(サニープレイス座間)研修室
人数: 30人

妊娠中の親、乳幼児を持つ保護者を対象にした、家庭教育講座

2006.10.2

テーマ
私だけですか こんな親?!  

 
全体の流れ
1) 導入

 

ストーリー朗読 『プレイバックシアター入門』より「まっすぐな優しさ」  (手法 動く彫刻、スリー・センテンス・ストーリー、など) 」
初めて、保育に子供を預けた時、「良い子でした」と言われ、拍子抜けした。
自分が講座に参加するために保育に預けたが、離れていると、子供のことが心配。
保育環境が整っている場合、おばあちゃんに頼るより他人に預けるのが気楽。
 
2) 即興による再現ドラマ (手法 ストーリー)

「ママ、泣かないで」
1歳9ヵ月になる子供は、まだ言葉がたどたどしい。ある日のこと、お昼寝の時間が気がかりで途中で起こすことになった。いつもは寝起きのいい子なのに、この日は泣きっぱなし。言葉にならない言葉で何かを訴えているのだが、わけがわからなかった。あらゆる原因を考え、あらゆることを尽く し たにもかかわらず泣きやまない。どうにも収拾がつかない状況で、私は半狂乱になり号泣してしまった。すると、母親の涙に気づいた子供が泣きやんで、私をなぐさめてくれた。

 

「産後の鬱」
娘が生まれて3ヵ月、4ヵ月が過ぎた頃、私は精神的に追い込まれていた。朝から夜まで、密室の中で慣れない育児。自分のための時間はなく、生活に疲れ果てていた。夫は、彼のできることを実行し、できるだけの協力をしてくれていた。しかし、私は、彼に何かを手伝ってもらうことだけではなく、密室の育児がいかに大変で不安か、私の気持ちを理解してほしかったのだ。「これ以上、何をしろというのだ」という夫の主張とは平行線だった。子供が大きくなり外に出られるようになってからやっと余裕を取り戻した。

 

「守ってあげられなくて」
ほんの少しの時間、目を離したときのことだった。車の後部座席から砂利道に7ヵ月の息子が転げ落ちた。顔面から落ちたらしい。救急車の手配、実家や夫への連絡、救急の手当て、思いつく限りのことを必死でした。泣いている時間はなかった。息子のために、彼の命を救うために、頭も体も、私のすべてがフル回転した。すべての処理が終わり、息子の命に別状がないとわかったとき、夫が会社から駆けつけてくれたとき、やっと自分の感情を取り戻した。こんな大きな怪我をさせてしまった。もっと気をつければ良かった。母親として子供を守れなかった。どっと自責の念がわきあがった。

 

「待ち望んだその言葉」
子供の成長に伴ういくつかの感動的な場面を私は想像していた。その最たるものが「ママ」と呼ばれる瞬間だと思っていた。どんな言葉にも先駆けて「ママ」と言うに違いない。ところが、最初の言葉は、「バーバ」だった。次の言葉は「パパ」だった。なんとしても「ママ」と言わせようとたくさんの試みをしたがむなしかった。ついに「ママ」という言葉を発したのは、何かに夢中になっていた私の注意をひこうとしたときだった。「ママ」と呼ばれたような気がした。私は必死で確かめた。確かに「ママ」と呼んでいる。待ち望んだときが来たのだ。あのときの感動、あのときの喜び、いまだに鮮明に覚えている。

   
 
3) まとめ
 

私たちの未来のために、どのような世の中にしたいかをインタビューし、体と声で表現する。 ( 手法 コラージュ )

 
 
アンケート記入・回収
 
毎日バタバタしているので、いろいろと出来事があっても、その日のうちに消化して忘れてしまうのだが、どのエピソードも思い当たるところがあり、優しい気持ちになれた。
   

こういう世界もあるのだと楽しく拝見した。うまく皆さんの前で話すことはできなかったが、勇気を出して手をあげて良かった。みなさんの話を聞いて共感することも多く、私 1 人ではないんだと、心強くなった 。

   
何人かの方が、経験した例を劇で見ると、自分以外の周りの人たちは、この時こう感じているのかな?と客観的に見たり、感じるたりすることができた。また、同じような体験をされているお母さんが、いることを知ることができたのは、自分だけじゃないと思えて心強い。たまには子どもと離れて、ゆっくり自分の時間が過ごせると、また新しい気持ちで子どもと向き合おうと思える。
   

みんな外では、何事もないような顔をしているけれど、心の中では、いろいろな気持ちを持っていたり、いろんな出来事を抱えているのだなと「育児、大変」って思っているのは自分だけではないと、ちょっと気持ちが楽になったような気がする。

   

育児の悩み不安、喜びなど劇を通して、自分だけでなく他のママも同じことでぶつかり悩んでいるんだ・・・と思った。思わずうなずいてしまう場面も多かった 。

   
今日は純粋に即興劇を楽しむことができた。本当に貴重でリラックスした一時だった。 2 人の役者の方が打ち合わせせずに、劇を展開できるところが本当にすごいと思った 。
   
今日やっていただいた4つのストーリー全て、私自身も思い当たる内容で「そうだ、そうだ」と思いながら見ていた。子育ては悲喜こもごも。毎日いろいろなことがあるけれども、全てきっと良い思い出になるはずだと思って、毎日を頑張っている 。
   
こういう形での劇をみたのは初めてで、びっくりしたのと、実際に見てすごく胸に訴えるものがあり、感動した。いろんな物語が1つ1つの家族にあるんだと感じた。母親としてのあり方とか考えさせられた 。
   
皆、必死で子育てしているので周りが見えない。こうして演じてもらうことで、相手の気持ちを知り、受け入れることができた。振り返れて良かった
   
自分の思い出のエピソードを演じていただき、感動した。まるでその時、その場にいたかのような演技にびっくりした。子どもを実家に預けて夫と二人で今度の公演を観にいけたらと思う
   
今日の発表された方のストーリー全てに共感しながら、日々夢中に駆け抜けてきているが、様々なことがあったと振り返った
   
大変だった出来事も思いも寸劇に変えれば冷静になって、傍観できるので良いと思う。ただ、悩みを乗り越えられた時点で話せても、真っ最中の人は心の闇まで話すことは難しいと思う
   
いろんなシーンを見ることができ、興味深かった。導入のエピソード(牛乳の話)はさすが、演技者!!思わず引き込まれた
   
今日のストーリーは、どれもウンウン私も同じと頷ける内容だったので、とても共感できた。わかりやすくて良かった。子どもを預けていることを忘れていた
   
※ストーリー掲載にあたり、私たちは、ストーリーを語ってくださった方(テラー)のプライバシー保護のために、以下のことを遵守しています。
・事前にテラーの了解を得ています。
・テラーが特定できないように、表現に配慮しています。
 

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