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「男は少数派」 |
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今回、参加するにあたり、前の晩から、緊張して、なかなか寝付けなかった。朝早くから起きて、みんなとバスで来た。集合してみると、男性は自分ひとり。バスの中で、女性たちは、おしゃべりやお菓子を食べて盛り上がっていたが、私は、なかなか仲間に入れず、ひとりだった。
会場に着いてからは、女性が買った野菜が重いだろうと、男性である私が、気を遣って持ってあげた。彼女たちは、私と会話をしていても、知り合いに会うと、すぐに女性同士で、楽しそうに話し始め、また、ひとりになってしまった。
帰りのバスの中では彼女たちの仲間に入れるかなあ。 |
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「女性だから」 |
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農家に嫁に来て、地域社会を変えていきたいと思った。PTA会長に立候補したが、女性を理由に反対さ「夫と一緒に」を条件に承認された。納得できなかった。一時期はすっかりやる気をなくし、東京ドームにロックバンドを見に行ってうさばらしをしていた。
先日、思わぬことに、農業委員に推薦された。委員会は、昔から男性の世界だ。悩んだが、引き受けることにした。
同居の義母からは、「私が家の面倒をみているから、あんたは、外に出て行けるんだ」と言われ、カチンときた。今、地域をどのように変えていけば、いいのか模索している。 |
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「東京の嫁」 |
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恋をして若さで、遠い町にひとりで、飛んでいった。嫁ぎ先では、「東京の嫁」といわれ続けた。結婚してみると夫は、仕事々の日々で、家事はもちろん何もしてくれない。休日は、テニスに夢中で、家にいなかった。ある日、ささいなことからけんかになり、彼は「誰に食べさせてもらってるんだ?」と怒鳴りつけた。私は、頭にきて、家にこもるのをやめ、外で様々な活動をすることにした。
そんな彼も定年退職を迎えた。それを機に私は、彼に掃除、洗濯、食器洗い、お風呂掃除の家事を担当してもらうことにした。掃除機をただ、かけるだけの掃除。いいかげんな洗い方だが、彼なりに一生懸命やっていて、うれしい。長い時間がかかったが、今は、彼を同士のように感じている。 |
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「頼りになる女性」 |
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私も家事をしたいという気持ちはある。しかし、上手にできない。先日も、妻が、海外旅行に出掛けることになり、 1 週間前から、特訓をした。いざ、犬を散歩に連れていこうとすると、犬は、嫌がった。妻は、洗濯機や風呂の使い方を教えてくれ、留守中の食事を冷蔵庫に入れて、出発した。犬の散歩は、近所の女性が代わりに引き受けてくれた。私は、にぎり飯をたくさん作り溜めし、お皿を洗いたくないので、ラップに包んでレンジで温め、それだけを食べ続け、妻が作りおいたものには、一切手をつけなかった。冷蔵庫の中のものは、腐っていた。どうにも上手くいかない。頼りになるのは、女性だと思う。 |