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「どう伝えればいいの?」 |
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支援センターに来ていた親が、おもちゃの取り合いをしている息子を叱り、挙句の果てに叩いた。一瞬、その場にいる人たちが凍りついた。なんとか声をかけたかったが、どう言っていいかわからなかった。 |
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「見違えた親子の姿」 |
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親子それぞれが、色で遊ぶ講座を担当した。母親は連れてきた子どもに無関心で、親向けの講座にそそくさと行ってしまった。帰り際、子どもが描いた絵について、母親に話した。彼女は、親向けの講座で自分だけの時間を楽しみ、自分についての気付きも得たと、私の分析を素直に聞いた。仲睦まじく二人で帰っていく姿を見て、その変わりように驚いた。親は親で、良い時間を過ごせたからかなと思ってうれしかった。 |
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「昔から今まで」 |
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30数年前に九州から平塚に越してきた。その頃、隣近所に垣根はなく、周りに支えられて子育てをした。近頃は、マンションが乱立し、母親が孤立して気の毒。年とった身ではあるが、そんな親たちを支援したいと活動している。若い母親に対して子どもの育て方、遊ばせ方の助言をしたいと思いつつ、口出しし過ぎるのもいけないと思い、言わないでいる。 |
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「真実の関係まで3年間」 |
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障害があり、じっとしていられない子どもを連れてくる母親に3年付き合っていた。親が過干渉であると伝えたかったが、言いにくかった。親子のあり方が変化することを願い、勇気をもって私の意見を伝えたのだが、翌日から来なくなった。辛い3週間が過ぎた頃、親子で姿を現わした。ふと見ると子どもが、すっかり落ち着いて別人のようだった。母親は自分の関り方に問題が、あることを薄々気付いていたにも関らず、それを認めたくなかったことや私の言葉に気分を害したことを語り、私に謝った。ずっと迷っていたが勇気をもって踏み出し、本当のコミュニケーションを成し遂げたことが、感動的だった。 |
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