●特別授業プレイバックシアター ケーススタディ

杉並区立和田中学校 5時間目(学校説明会、公開授業)

日時:2004年9月23日(木・祝)第5校時
学校名・学年・組:杉並区立和田中学校 全校生徒  
    特別ゲスト 作家 重松 清氏(「エイジ」著者)
人数:生徒175名、見学者(保護者など) 
2004.10.4

テーマ:親と子のコミュニケーションギャップを考える

流れ

導入:
前時間に行った、「エイジ」ブックトークの発表を見て、または、「エイジ」を読んだ感想を生徒にインタビューし、それを声と体で表現する。(手法 動く彫刻)

・ 自分と発表の仕方が違っていて、すばらしい!
・ 図式化した発表が、面白かった 
・ (今の気持を聞かれて)ちょっといいです・・・(答えられず)
即興による再現ドラマ(手法 ストーリー):
・ 保護者や生徒が、親、子供それぞれの立場から、日常よくある親子の言い争いの場面を語った。それをドラマとして再現し、コミュニケーションギャップについて考えた。
親に言われて嫌な一言を観客から募り、体と声で表現する。(手法 コーラス):
・ 勉強しろ/あの子は悪い子、つきあっちゃいけない/感謝が足りない
お母さんの言うことをきいていれば間違いない/もう大人なのだから/子供のくせに
まとめ:
生徒に「大人がこうだったらいいのに」をインタビューし、体と声で表現する。
(手法 トランスフォーメーション、コラージュ)
・ ゆっくり話を聞いて/トマトは嫌いだから、ださないで/おこづかいを値上げして
たばこをやめて 


感想

見学者より:
私たち大人が変わらなければいけないと実感した。
感情を増幅し表現することで、普段気が付かないことに、気づき学んだ。

生徒より:
親に、はっきりいいたいことをいう勇気が湧いた。
親のことも考えようと思った。
自分のことや相手のことが客観的に見られるので、両方の気持ちが、わかるのが良かった。
将来、子どもが出来た時に、子どもに嫌なことをいわなくなると思った。
世の中にはいろいろな考え方をする人たちが、いるんだなと思い勉強になった。
自分の気持ちはしまいこんでおくより、自信を持って、人に伝えた方が良いんだ な。
人と人とのコミュニケーションは、本当に大事なんだな。
自分の気持ちを少しでも、相手に表現できる方法を自分なりに考えるチャンスが出来たと思う。
僕もよく母と口げんかをするけれど、5人のアクターの表現が、自分の内にある、確かに一言でいい表せない複雑な気持ちをうまく引き出してくれていて、うなずけた。
言葉じゃなくても、心が通じるんだな。
うち以外でも、こんな家族がいるんだって思った。
自分の都合ばかりを通すのではなく、親の都合もあるということがわかった。
思春期の複雑な気持ちもよく表されていた。
お互いのコミュミケーションがより一層高められる点が良い。
親に怒られている子供のシーンが頭にずっと残っている。


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