子育て支援におけるプレイバックシアター

子育て支援「ワークショップ&パフォーマンス」 ケーススタディ(1)


●日時:2004年1月24日(土) 13:00〜16:00
●グループ名:子育て支援サークル「マミーズ・ネット」(上越市)
●人数:35人
 
●テーマ:「母として 妻として」
目的:平成15年度文部科学省委託 男女の家庭・地域生活充実支援事業のエンパワー講座として、プレイバッカーズに学ぶ「自己表現・自分再発見講座」を実施。子育て中の女性たちが自己表現し、自信をもって、様々な形で社会に参画できることをねらいとしたもの。
 
●全体の流れ
第1部 ワークショップ形式
・ウォーミングアップ 
声を出して、エネルギーを高めよう
・ボディワーク 
お互いを誉めてみよう
・実習
即興でいろいろな役になってみよう
第2部 パフォーマンス形式
●以下、わいわいフォーラム上越さんの記録集「みつけた!私らしさ」から抜粋
プレイバッカーズによる自己表現講座は、前半は参加者が全員でワークショップ形式で、リズムや瞬発力を学習するワーク、次に2人ペアになり、ひとりが動いてひとりがそれをとても誉めるワーク、さらに次々に相手を変えて様々な役を演じました。たとえば、「遊んでいておもちゃを取られた3歳の子供とその母親」、「中学生の息子と親」、「夫と妻」など、2分くらいずつ、2人で交代で即興でワークをしていくと、不思議に皆さん恥ずかしさも徐々になくなり、演じることに一生懸命、そして、自分の演技は自分の生活や過去の記憶の中からでてくる言葉や動きであることを実感しました。
後半は、参加者が「この会場に来るまでの自分の話」や「自分の家庭の朝の出来事」や「疲れて帰ってきた家庭の中の自分の出来事」を話すと、プレイバッカーズの方がそれを即興劇にして再現してくださいました。すると、それは増幅されて参加者に感動を、また語った人には客観的に自分を見直す場を与えてくれました。「一人ひとりの人生であなたは主人公、だれもそれを否定しません。」と言われると、「本当に大変だな」とか「がんばっているな」とか、再現された経験や感情を共有することによって強く胸にせまるものがありました。
 
参加者の感想
新たな自分を発見できてよかったです。涙が出るほど笑いました。大変すばらしかったです!!
どんなことをするのかわからずにきたのですが、自分たちの思いを替わって表現してもらえるとすごく気持ちもすっきりするし、楽しい気持ちになれてよかったです。
それぞれの瞬間で自分は主人公なのだと感じました。自己表現を素直にすぐできる人になりたいと思います。
いろいろな話、状況であっても自分自身を見失わないでいたいと思いました。何より、楽しみたいです、人生一度きりですから。
うなずいたり、笑ったり、しんみりしたり、とても楽しい時間でした。演劇というのは「特別なもの」と思っていましたが、こんなに楽しめるものなのですね。いろいろな視点に立てて、すごく考えさせられました。また、是非参加したいです。
 
「マミーズ・ネット」スタッフの感想
自己表現講座として、今回、プレイバッカーズと、参加者が共に即興劇をつくりあげたと言っていいと思います。劇で自分を客観的に見て涙が出てきた、とスタッフの一人が言っていました。
プレイバッカーズの方が、言葉は生き物で、ちょっとした言い回しで与える印象が違ってくる、逆に言うと、言葉はこわい、と発言されていて本当にそうだなと感じました。日ごろ母親として、妻として、嫁としてという言葉に囲まれているので、一人ひとりの人生であなたは主人公なのですという言葉が心にしみました。

問合せ先
プレイバッカーズ代表 宗像佳代
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