おもいやり |
外国人居住者の多い町で育った。対立や葛藤があり、暴力も使われていた。それらを排除するのではなく、まず受け入れ、その中から生き延びる知恵を探していくことはせつなかった。今でも心に深い影が残っている。
(自主公演Vol.16のメッセージより)
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いのち |
娘のバンドのライブを観た。4人の音がうねり、絡み合い、やがて、ひとつの塊となって膨れあがり、全体を埋め尽くした。広い会場が熱いエネルギーの坩堝と化した。いのちが爆発する瞬間に立ち会えて幸せだった。
(自主公演Vol.15のメッセージより) |
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出会いと別れ |
スキーをしたことがない。子どもの頃も縁が無く、そして「俳優はスキーはNG」と教わった。シーズンには何度も雪山に出かける娘。一緒に出かけたいと思う。だが、なんだか「スキー」は手の届かない遠いところに行ってしまった。
(自主公演Vol.14のメッセージより) |
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つながり |
数年ぶりに降り立ったワルシャワ空港に、昨年亡くなった大切な友人の息子が迎えに来てくれた。友の家では、彼の妻が、僕と娘をぎゅうぎゅうハグしてくれた。これからは、子どもたちが、めぐり合っていく時代になるのかもしれない。
(自主公演Vol.13のメッセージより) |
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再出発 |
3年前、40年近く住んだ東京を引き払って逗子に移った。劇団も辞め仕事もなくひとりだった。今は、新しい家族とこの劇団のメンバーに囲まれている。「もう後戻りできない年齢」というけれど、なんのなんの。人生はいつでもリセットできる。
(自主公演Vol.12のメッセージより) |
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揺さぶられるとき |
海外のとある首都の空港でのこと。突然、何度も搭乗ゲートが変わるので、僕たちは、荷物を抱えて薄暗い中をあちこちへと歩かなければならなかった。同行していた彼が言った。「きっとこんなだったんだ。じいさんたちも、何の説明もない中、仕方ないと思って歩いたんだ。そして最後は貨車に詰め込まれて帰って来なかった。」一瞬、日本に帰れないかも知れない、と思った。
(自主公演Vol.11のメッセージより) |
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10年前の私 |
4年間、毎夏続けたシェイクスピアの「夏の夜の夢」シリーズの最終回。それまでと違う自分がいた。役者として長い間見えなかったものが、ようやく見え始め、毎日、舞台に立つことが楽しくて仕方がなかった。そして、千秋楽の日。最後の即興シーン。ふと目についたバケツの中の水を思いっきりかぶった。終演後、ずぶぬれで飲んだビールの美味しかったこと!
(自主公演Vol.10のメッセージより) |
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4月といえば・・・ |
23歳、初めてのプロデュース作品が坂口安吾の「桜の森の満開の下」を原作にした舞台です。以来、17年にわたり上演・出演しました。春になるとツアーです。国内各地をはじめ海外でも上演し、2000年に大好きな東京の美術館で上演し閉じました。そして僕は劇団を去りました。ふるさと新宿の自宅近くにある桜の古木。散った花の下から萌えてきた緑の葉が目にしみました。
(自主公演Vol.9のメッセージより) |
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私のたからもの |
今から7年前、私は海外公演のためポーランドへ行きました。「古事記をめくる」という舞台を行ったのですが、その時にポーランド人の通訳の方からいただいた2羽の木彫りの鳥が私の大切な思い出です。初めての海外公演という「気負い」とよくがんばったという自分への満足感が、舞台上で出てくる鳥と重なって、この木彫りの鳥は私の気持ちの代弁者のような存在になりました。1羽では鳥が寂しいから・・・と2羽プレゼントしてくださった彼の心遣いも私にとっては大きな宝物となりました。
(自主公演Vol.8のメッセージより) |
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私にとって
秋とは? |
旅に出たくなる
(自主公演Vol.7のメッセージより) |