初恋 |
テレビドラマ「赤いシリーズ」に夢中になった。大人の世界を垣間見るようで、ドキドキした。主人公女性の影ある存在、彼女を守る男性の格好良さにあこがれ、学校で友達と「赤いシリーズ」ごっこをしてなりきった。
(自主公演Vol.19のメッセージより) |
家族 |
1歳になる息子は、父と大の仲良しだ。額をくっつけあい遊び、抱っこされている。仕事一筋で、厳格な父が彼を前にすると愛想を崩し、また会うことを楽しみにしている。丸くなった背中と小さな背中。この時間が少しでも長く続けばと願う。
(自主公演Vol.18のメッセージより) |
ダイバーシティ |
とある学校の学生たちと出会ったとき、めまいがした。
パイナップルのような髪型、気が遠くなるファッション、言葉遣い、態度、まるで宇宙人だった。でも、じっくり語り合ってみると、熱い夢を持った純粋な若者たちだった。
(自主公演Vol.17のメッセージより) |
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いのち |
お腹の中に小さな命が宿っている。 4 センチ程のだるまのような体をくねらせ、鼓動を響かせている。その必死に生きようとする姿に心うたれる。無事に成長し、誕生の瞬間、胸に抱く暖かくずっしりとした感触よ再び、と願わずにいられない。
(自主公演Vol.15のメッセージより) |
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出会いと別れ |
ふらりと入ったモデルルームに、ひと目ボレだった。いざ入居、傷ひとつないピカピカの空間が、居心地悪かった。家族や友人の笑い声、料理の匂い、テーブルや床の傷、そして、潮風に馴染んだ頃、やっと愛着ある我が家になった。
(自主公演Vol.14のメッセージより) |
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つながり |
時間に追われ苛立ち、娘に辛くあたってしまうことがある。べそをかく彼女をみて「しまった」と思うが、取り繕う余裕がない。それでも彼女は「ママ大好き!ママ笑って」と抱きついてくる。胸が締めつけられる。
(自主公演Vol.13のメッセージより) |
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再出発 |
子供が幼稚園に入園した。3年ぶりに、わずかな自分の時間ができた。「でも、あっという間にお迎えよね。」と人は言うけれど、今までのことを思えば、とても貴重な幸せなひととき。山積みになった本、ランチ、買い物、これからのこと・・・新たな世界が広がる。
(自主公演Vol.12のメッセージより) |
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揺さぶられるとき |
夫は、日曜日の夕方は、ゆっくり家にいたいと言う。一緒に出かけて、遅くなると、イライラしている。私は、普段できない用事を済ませたいので、彼に合わせる訳にはいかない。そのうえ、急かされるのも大嫌い。2人の間に冷たい空気が流れ、険悪な時間が過ぎていく。それでも、
夜、娘と頬を擦り寄せながら、眠りにつくと、心が満たされる。
(自主公演Vol.11のメッセージより) |
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10年前の私 |
普通のOLだった。毎日、満員電車に揺られ、会社に行き、時々、有休をとってテニスしたり、たまに、合コンに誘われたり。稀に、1週間ぐらい休んで、海外旅行に出かけ、リフレッシュしたら、また働いて、そんな気楽なOLだったのに。。。
(自主公演Vol.10のメッセージより) |