1992年、官公庁や民間企業の各研修にて講師を努めるなかで斬新な研修手法としてのプレイバックシアター(PT)に出会う。1993年よりスクール・オブ・プレイバックシアター ニューヨーク校に留学を重ね、1995年に日本人第一号として同校を卒業。プレイバッカーズ代表、スクール・オブ・プレイバックシアター日本校代表。
●DOA通信 寄稿文 ~感じたことを感じたままに~
「特集企画 隣は何を Vol.3」より全文掲載
| 夏の思い出 | 「蔵前警察署です。Kちゃんは、お宅のお子さんですか」受話器を持つ手が震えた。交通事故だろうか。夏祭りの縁日で迷子になって保護されたと聞いた途端、気がゆるんでへなへなと座り込んだ。 (自主公演Vol.21のメッセージより) |
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| Anniversary | 子どもの誕生以来、成長に伴って沢山の記念を祝った。数ある記念日の中でハイライトといえば、彼らの結婚式。パートナーとの幸せな未来を想い、やっと親を卒業することになるのだと実感した。親として最高の、至福の瞬間だった。 (自主公演Vol.20のメッセージより) |
| 初恋 | 先生が大好きだった。争って手を挙げ、指されると嬉しかった。勢いで前に出て書いた漢字の間違いを知ったとき、消えてしまいたいほど情けなかった。 先生は笑顔で「もう、この字を間違えることないね」と言った。 (自主公演Vol.19のメッセージより) |
| 家族 | 息子への唯一の願いは、親を必要とせず自分の力で幸せを手に入れる人間に育つことだった。20数年後、彼は段ボールの山と共に巣立っていった。 何も無くなった子供部屋で味わったのは、満足感でも達成感でもなく喪失感であった。 (自主公演Vol.18のメッセージより) |
| ダイバーシティ | 「会社で育休を取ったのは私がはじめて」、「介護休業を経て職場復帰したばかり」。企業研修の講師をしていると様々なパイオニアに出会う。新しい価値観を持ち込み、見慣れない光景を当たり前の景色に変えていく彼らに勇気づけられる。 (自主公演Vol.17のメッセージより) |
| おもいやり | ベランダの鉢植えにメジロが来るようになった。モスグリーンの身体に白い縁取りのある黒い目。一心に葉っぱを啄ばんでいる光景は微笑ましい。 だが、大事に育てている植木鉢は日増しに貧相になっていく。それぞれの命を思うと切ない。 (自主公演Vol.16のメッセージより) |
| いのち | 60歳の坂を目の前にして、老化が確実に進んでいることに気づいた。記憶力が衰えている。足元が危うい。音が聞きづらい。残された命の長さをカウントダウンする一方で、今日と同じ明日が永遠に来るような錯覚をしている。 (自主公演Vol.15のメッセージより) |
| 出会いと別れ | 「今年は、引越しするの?」3月になると父に聞いたものだった。幼稚園は中退し、小学校は3度転校した。見慣れぬ景色の通学路、新しい音のチャイム、顔も名前も知らない友達。「未知との出会い」は、幼い私を興奮させた。 (自主公演Vol.14のメッセージより) |
| つながり | 中学、高校の大親友。クラスも部活も一緒。その後も仕事、恋愛、結婚、育児、何かにつけ相談相手だった。そんな彼女と突然一切の連絡が取れなくなって数年。どこかでひっそり暮らしているのだろうか。とにかく元気でいてほしい。 (自主公演Vol.13のメッセージより) |
| 再出発 | 「お好きな時に、お好きな だけ」フレックス制の求人広告。10歳に満たない子供 を2人抱えた専業主婦には、 甘い言葉だった。久々のハイヒール、定期、名刺。すべてが新しく、すべてが輝いていた。新しいチャンスを見つける前の静寂の中で 。 (自主公演Vol.12のメッセージより) |
| 揺さぶられるとき | 結婚を決める時、親は「あなたには、こういう男性がいいわ。」と理想を思い描いていた。私は、私で「彼と。」と決めていた。お互いの主張は、平行線のまま、歩み寄ることなく、実力行使で結婚した。30数年たった今も、後味の悪さが残っている。 (自主公演Vol.11のメッセージより) |
| 10年前の私 | 専業主婦を辞めてフリーで働きはじめて7年。中年サラリーマンの夫。高校生の息子と中学生の娘。私を取り巻く全てが日常性をおび、ごく普通の景色の中にいた。そして、未来は、これまで築いてきたことの延長線上にあると思い込んでいた。プレイバッカーズ結成直前の私。 (自主公演Vol.10のメッセージより) |
| 4月といえば・・・ | 四国の食文化を持った私が結婚した相手家族は東北食文化を引き継いだ都民でした。 結婚したばかりの頃、あれこれ驚いたことがありましたが、極めつけは4月のある日、お茶の時間に出てきた「桜餅」と呼ばれる代物。「桜餅の餡子が皮の横から見えてるなんて!」 「包んでいる餅につぶつぶがないなんて!」 桜が咲くたびに桜餅を思い、「本当の桜餅」が食べたくなります。ちなみに東京では「導明寺」と言われています。 (自主公演Vol.9のメッセージより) |
| 私のたからもの | 多くの人は、幼い頃に大切にしていた縫いぐるみとかいつも一緒のお気に入りのものがあるようです。でも、小さい頃から、今に至るまで、私には「そういうもの」がまったくないのです。ですから、お気に入りがあったという人が羨ましくもあり、なんだか人生、損をしたような気分です。 |
| 私にとって 秋とは? |
運動会、遠足、子供達の幼稚園の各イベントは懐かしい思い出 |
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