静岡新聞/2011.12.17

災害時の心のケア学ぶ

静岡市が職員研修  即興劇で癒しの効果

東海地震など大規模災害に備え、静岡市はこのほど、職員を対象にした「災害復興支援マインド養成塾」を開講し、演劇を使った被災者などへの長期的な心のケア方法を学んでいる。

養成塾は、観客の気持ちや体験を即興で劇にして再現する「プレイバックシアター」の手法を活用。自分の体験などを観客とともに客観的に見ることで心理的な癒しの効果が得られるとされ、教育や臨床現場などで取り入れられているという。

講師は、スクール・オブ・プレイバックシアター日本校の宗像佳代代表。
職員約30人が参加し、体験談を基にした即興劇に挑戦した。

効果音に合わせて、語り手の思いをくみ取りながら、体全体を使って表現した。
宗像代表は「人間は危機に出合った時にどれだけ創造的でいられるかが問われる。表現力豊かに体を動かして」などとアドバイスした。
職員の自己啓発講座の一環として実施し、今月中に3回行う。
人事課は「大規模災害が発生した時、市民に貢献できるよう職員の資質向上につなげたい」としている。